ひびひびもんもん

日々日々悶々と書き散らしながら

「奨学金」という名前は不適切。「学生借金」に変えるべき。

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奨学金は、ただの借金です。

僕の通っている大学の多くの人が奨学金を借りています。人によっては大学の学費のほとんどを奨学金で賄っている人もいるので、卒業時には300万円前後借金がある人は結構います。しかも利子付きです。

また、卒業時700万円の借金を背負う方もいるようです。稀有な例だと思いたい。。。

奨学金の「借金」700万円! 卒業後、これから始まる返済生活 : J-CAST会社ウォッチ

奨学の意味を調べてみると「学問や学術研究を奨励すること」と書いてあります。つまり、能力等を高く評価して学問・学術研究をすすめる行為です。奨学金はそのためのお金。

しかし、実際には能力のあるなしに関係なく給付している奨学金がほとんどです。手続きも、自分とか家族の情報を書いたりして、「なぜ自分が奨学金を欲するのか」「奨学金をどう使うか」を書くだけです(借りる奨学金によって変わります)。

審査自体もよほど決定的な間違いや変な文章を書かなければ通過します。学生の能力によって奨学金のレベル(利子の有無等)は別れてきますが、奨学金を借りることに関しては、学生の能力は関係ないというのが現状です。

奨学金を貸しているところが、奨学金を返してくれない人が多くて困ってるみたいなことを言っていますが、当たり前だろと思います。大した審査も無しに貸すほうがどうかしてると思います。

実際「コイツが借金して返すのかよ」と思ってしまうような人も借りてたりするので驚きです。ようは誰にでもばかばか貸しすぎなんですよ。

おまけに多くの奨学金には利子がついています。奨学金と言われると、さも高尚なお金だと思ってしまいますが、ほとんどの場合利子はつきますし、返済期限も普通にあります。

ただ、一部では返済しなくてもいい奨学金も存在します。ただ、知られていなかったり、相手をかなり限定している場合も多いです。

以下が、現状の奨学金に対する僕の提言です。

 

1. 奨学金の危険性をしっかりと伝える(できれば入学前にも)。自分が借金をしていることすら知らない人もいるはず。

2. 奨学金をばかばか貸さない。一定レベルの成績や、しっかりとした小論文などそれなりの内容を求めるようにする。

3. 返済不要の奨学金を勧めたり、紹介するようにし、それなりのサポートを行う。

4. 返済不要の奨学金は「奨学金」返済が必要な奨学金は「学生借金」と呼ぶようにする。

(ちなみに英語だと返済の有無で異なる表現があります。無し→ a scholarship 有り→a student loan)

 

貸す側にとっても、借りる側にとっても良くない状態になっていまっているのが現状です。

大学全入時代、あたり前のように大学に入学する(できる)今だからこそ、しっかりとすべき問題だと思っています。

 

日本の奨学金はこれでいいのか! ―奨学金という名の貧困ビジネス

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