ひびひびもんもん

日々日々悶々と書き散らしながら

相手に伝わる文章とは。僕が教育実習で担当した生徒に送った文章とその考察。

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2014年の6月に教育実習を行ってきました。

色紙を書いて貰ったのもあり、自分なりにお礼と、高校一年生の彼らに伝えたいことを書いて送りました。

今回の記事はその文章の内容と、文章の目的、引いては伝わる文章とは何なのかについて書いていきます

一年生のみなさんへ

 

 みなさん元気で過ごしていますか。6月に2週間、教育実習でお世話になりました〇〇です。この文章をみなさんが読む頃には夏休みが終わり、新学期が始まっていることでしょう。夏の暑さに負けず、勉学や部活動に励んでくれていると思います。
 みなさんには、たくさんのお礼を言わなければなりません。主には三つです。まず、2週間たった三回の授業でしたが私の拙い授業を聞いてくれてありがとうございました。様々な欠陥があったにも関わらず、真面目に授業をうけてくれたこと、本当に感謝しています。
 次に、アンケートに協力してくれたことです。三回しか行っていない授業のアンケートに答えるのは簡単ではなかったと思います。こちらもありがとうございました。
 最後は色紙を送ってくれたことです。高校生の教育実習では色紙をもらえる事はあまりないそうです。例え〇〇先生からすこ〜しだけ推奨する話があったとしても、最終的にみなさんが決断して色紙を作り送ってくれたこと、本当にうれしく思います。クラスの全員が賛成したわけではないでしょう。面倒くさいと思った人も少なくないかもしれません。関わった時間も少なかったですしね。それでも、40人全員が何らかの言葉を送ってくれたことが私はとてもうれしかったです。
 他にも毎回大きな声で挨拶してくれたことや、忘れていたチョークのキャップを届けてくれたこと、細かい所をあげ始めるとキリがありません。とにかく、2週間という短い間でしたが本当にありがとうございました!

 

 さて、みなさんは今後2年生、3年生になり、その後就職するか進学するか、それとも浪人するかニートになるか可能性は様々です。そこで私がみなさんに一言伝えておきたいのは、みなさんには無限の可能性があることです。
 ちょっと恥ずかしくなる台詞ですが、これは本当のことです。就職・進学するのは何となく近隣だと思っているかもしれませんが、別に北海道や沖縄に行ってもいいのです。それどころか、海外に行ってもいいのです。いきなり語学力もなしに就職するのは難しいので留学という形になるかもしれませんし、放浪という可能性もあるかもしれません。
 自分がこれからどのような人生を送っていきたいか、本当に漠然とでいいので自分の好き嫌いの感覚と照らし合わせながら考えてみてください。その際は是非、枠に捕われず、自分の可能性を自由に模索してみてください。その結果、今の自分に近いところで就職・進学することは何にも悪くないですし、その中でも挑戦できることはたくさんあると思います。
 日々そのように考えながら過ごすことは、みなさんの人生にとってきっとプラスになると思います。みなさんが豊かな人生を送れるよう、心より応援しています。

 

平成26年度教育実習生 〇〇

(内容は少し編集しています。心配なのが敬語等の文章表現だったりします。間違い等に気づいた方がいらっしゃったら教えて頂けたら幸いです)

 

伝えたかったこと。

 伝えたかったことは、たくさんありました。学んでいる専門科目の可能性・重要性や、具体的な大学生活、自分自身の進学・就職への葛藤や、高校生活の重要性等本当にたくさんありました。

 しかし、生徒にちゃんと読んでもらうことを考えるとA4くらいのサイズで一枚に文章を収めることが最適だと考えました。そうなると、文字数は1000と少しだけの文字しか書けません。

 そんな訳で、伝えることを大きく二つに絞りました。それは "感謝""生徒らの可能性" です。

感謝。

 いやー、本当に感謝です。文章にも書いてありますが、拙い教育実習生だったにも関わらず、しっかりと授業を受けてくれたこととか、まじで感謝しています。

 また、今回の文章ですが、教室の掲示板に張り出される形で生徒の目に触れるため、立ちながら、人の往来のある所(少しだけ)で読むことになります。

文章は、読んで貰ってなんぼです。読んで貰えないなら、書いた側の自己満足に終わってしまいます。感謝の話を導入に持ってくることで、生徒の興味を引き、可能性の話に繋げる狙いがありました。

 

生徒らの可能性。

 高校生って、可能性のある年ですよね~。いつまでも「可能性は無限だ!」って言っていたいですが、年をとるごとに選択肢が狭まっていくのは確かだと思います。

自分たちがそのような可能性のある立場にあること、少しでもそれを意識して未来を想像していって欲しいと思ってココの文章は書いています。

 

何かを否定する文章を書きたくなかった。

 たくさんの伝えたいことから「可能性」の話をチョイスしたのは、何かを否定する文章を書きたくなかったのが大きいです。

 今僕は大学四年生、生まれてきて21年目です。それくらい生きてると、自分の中に大切な、大げさに言えば信念的なことがいくつかできてきます。その一つが「否定しないこと」です。

 人間、何が幸せか人それぞれですし、何が好きなのか嫌いなのか、何がイイ人生なのか、どの行動が何に収束するのか、本当に分かりません。そんな中で、何か具体的な内容を書き、何かを否定してしまうことは避けたかったのです。

今回の文章が本当に何も否定していないかと言われると、私自身分かりませんが、自分なりに意識して書いたつもりです。

 

文章を送るときは、目的と想像力が大切。

 誰かに文章を送る場面は、些細なことを含めたら本当にたくさんあると思います。小さなことでいちいち目的を設定していると大変かもしれませんが、意識することは大切だと思っています。

 また、その人がどのような環境で、状態でその文章を読むのかを一度想像してみることも良いと思います。それだけで、文章の内容や、文字の大きさ、レイアウトなど様々な要素を効果的に考えることができます。

 

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